第2回 営業未経験だった私がトップ営業になるまで

結論
営業は、生まれ持った才能で決まるものではありません。
私は営業経験ゼロで入社し、人と話すことが特別得意だったわけでもありません。
営業経験ゼロだった私が、3年後には会社のトップ営業になっていました。
当時の私は、その未来をまったく想像していませんでした。
その理由は、才能ではなく「学び続ける姿勢」と「お客様を第一に考える姿勢」を貫いたからです。
入社した頃の不安
私が入社したのは墓石販売会社でした。
営業経験はまったくありません。
「営業は口がうまい人がやる仕事」
そんなイメージを持っていた私は、自分に務まるのか不安でいっぱいでした。
墓石という商品は人生で何度も購入するものではありません。
しかも、お客様にとっては大切なご家族を亡くされた直後という、非常に繊細な場面で向き合う仕事です。
「本当に自分にできるのだろうか。」
そんな気持ちで毎日を過ごしていました。

初契約までの苦労
当然ながら、最初から契約が取れるほど営業は甘くありませんでした。
お客様と何を話せばいいのか分からない。
説明しているつもりでも、相手の表情は変わらない。
断られるたびに、「自分には営業の才能がないのではないか」と落ち込んだことも何度もあります。
しかし、そのたびに私は「断られた理由」を考えました。
話し方が悪かったのか。
説明が分かりにくかったのか。
それとも、お客様の気持ちを理解できていなかったのか。
失敗を繰り返しながら、一つひとつ改善していきました。
初契約をいただいた日、会社へ戻る車の中で思わずガッツポーズをしました。契約が取れたこと以上に、「自分にも営業ができる」という自信が生まれた瞬間でした。

先輩から学んだこと
私が成長できた理由の一つは、優秀な先輩方の仕事を徹底的に観察したことです。
話し方だけではありません。
お客様への気配り。
質問のタイミング。
沈黙の使い方。
そして何より、「商品を売ろう」とするのではなく、「お客様の悩みを解決しよう」と考えている姿勢でした。
ある先輩は、お客様の話を最後まで遮らずに聞いていました。当時の私は「もっと商品説明をしなければ」と焦っていましたが、その姿を見て「営業は話す仕事ではなく、聞く仕事なのだ」と気づかされました。
営業とは話術ではなく、信頼を積み重ねる仕事なのだと、この頃から少しずつ理解できるようになりました。
3年目でトップ営業になれた理由
3年目、私は会社のトップ営業になることができました。
特別な才能があったわけではありません。
毎日の反省を続けたこと。
うまくいく人を素直に真似したこと。
そして、お客様の立場で考えることを決して忘れなかったこと。
この積み重ねが、少しずつ結果につながっていったのです。
営業は一度の大きな成功ではなく、小さな改善の積み重ねで成長する仕事なのだと実感しました。
今振り返って一番大切だったこと
63歳になった今でも、あの頃を振り返ることがあります。
もちろん順風満帆だったわけではありません。
契約が続く月もあれば、まったく成果が出ない月もありました。
それでも改善をやめなかったことが、少しずつ結果につながっていきました。
もし当時の自分に一つだけ伝えられるとしたら、こう言うでしょう。
「焦らなくていい。毎日少しずつ前に進め。」
営業は才能ではありません。
努力の方向を間違えず、相手を思いやる気持ちを持ち続ければ、人は必ず成長できます。
私は、この経験を通して営業だけでなく、人生そのものを学びました。
だからこそ、このブログでは営業のテクニックだけではなく、人として成長するための考え方も伝えていきたいと思っています。

まとめ
営業未経験だった私がトップ営業になれた理由は、特別な能力があったからではありません。
失敗を受け止め、学び、改善を続け、お客様との信頼を積み重ねてきた結果です。
この経験は、営業という仕事だけでなく、人生のあらゆる場面で役立つ財産になりました。
次回は、私の営業人生を大きく変えた「お客様との出会い」についてお話ししたいと思います。
あなたは仕事で「自分には向いていない」と感じた経験はありませんか。
もしあれば、ぜひコメントで教えてください。
次回も、私の30年間の営業経験の中から、実際に役立った考え方をお届けします。



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